映画「アントマン」を観て思った3つの驚き


昨日、9月19日(土)に映画「アントマン」を観に行った。

公開初日で朝一の回、シルバーウィーク初日、有楽町のTOHOシネマズ日劇であるだけあって、空席は多かった。

この映画を観て驚きが3つあった。
主人公がヒーローをやる動機、CGのクオリティ、シリアスとコメディの対比。

※多少ネタバレを含みます

1つ目の主人公がヒーローをやる動機に関して。
離婚した元妻と、アントマンスーツを開発した博士から違う場所、シチュエーションで同じ言葉を言われた。
「娘が尊敬するヒーローになって」と。
愛する娘に「お父さんは悪い人なの?」とは誰しも思われたくないもの。
空き巣で数々の窃盗をしてきた主人公が汚名返上を試みる動機はまさにこれだ。

2つ目のCGのクオリティに関して。
アントマンが縮小した周りの世界観やアリのCGが、目を見張るほど質が高かった。アリの出来が良すぎて「ウォッ!」と思うほど。
もちろんVFX技術も良すぎ!

3つ目のシリアスとコメディと対比について。
アントマンとイエロージャケット(敵ボス)が戦闘する場面で、敵が卓球ラケットで打たれて電気式の誘蛾灯で感電するシーンを引いて撮ったり、小さくなった敵が機関車トーマスのオモチャに轢かれるシーンも引いて撮ることで、オモチャがコテンッと横に倒れることがより笑いを誘うものだった。しかも、機関車トーマスのオモチャが最後にあんなことになるなんて・・・。

この映画「アントマン」はマーブルヒーローズに関する知識が無くても十分楽しめる良作だと思います。