「イクっ!」はどこに行くのか

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「イクっ!」はどこに行くのかについて考えたら答えが出てしまった。

ずばり、絶頂。

山登りみたいなもんか。

  

ググってたらすでにそれについて書いてる人がいた。

『マイ仏教』(新潮新書)の著者、みうらじゅん氏が、大胆な仮説を唱える。
「これは日本と欧米の死生観の違いなんですね。性感の絶頂は言わずもがな、昇天。つまり一種の死を意味していて、仏教的価値観のある日本では『極楽浄土へ往く』といい、逆に欧米は『神が迎えに来る』といいます。だから、イクとcomeという違いが生まれたんじゃないでしょうか」
※週刊ポスト2011年7月1日号

絶頂時 日本は極楽浄土へ「イク」欧米は神が迎えに「come」 : ラミーコのブログ

 

なるほど。

日本人は天国に行く、地獄に落ちる。

主に自分から行く。

欧米は宗教画で天使がお迎えに来るシチュエーションを思い返すとよくわかる。

自分に向かってくる。

  

ごく当たり前になんの違和感もなく使っている言葉ほど、真意を考えると死生観や文化に影響されているものなんだなと感じた。