私が感心する、ニートの特徴点について
彼と話しをする機会が度々あり、つくづくすごいなと思う特徴がある。
それは鋼の忍耐力。
サラリーやアルバイトをせず、やりたいこと、やらなければならないこともなく、ただ毎日をのうのうと過ごすも、将来に対する不安感は抱いている。
その不安感は働いている人のとは質が違う。なにせ、彼らのは両親が健在もいうタイムリミットがあるからだ。
自分が働けば少しは緩和できることにも関わらず、それをせずに毎日過ごす。
トヨタ式のカイゼンをするでもなく、不安を取り去ろうと動くこともなく。
ただ、インターネットで玉石混交な、有象無象な情報をたくさん仕入れて頭でっかちになっている。
学生時代の夏休みや仕事の連休など、やることがなくなると軽く憂うつになる私から見たら、毎日休日な彼の生活はとても耐え難いものだと思う。
そんな生きがいのない生活が老後、自分にも訪れると思うとおそろしい。
だから私は今の仕事がやりたいことではなくても、ずっと続けられる趣味や楽しみを探しながら、そして楽しみつつ歩んでいる。
一度きりの人生ゲーム。その仕様を受け入れた上で楽しまなくてはもったいない。