仕事で中抜きが悪ではない理由
中抜きという言葉は印象が良くない。
人によっては悪だと思う人がいるだろう。
紹介して手配するだけなのに、なぜ手数料を取ったりピンハネをするのか。
ポイント
- 仕事はポランティアではない。
- 人が動くということは、お金が動くということでもある。
- 企業活動として利益は必要。
- 今まで培った人脈や物流ネットワークを活かすことで、要求されたモノを手配することができる。
- 依頼をするということは、依頼元だけでは処理出来ないことでもある。
- 例えば、外注と自社施工の関係のように。
発注元の担当者は仕事がたくさんある。
もし、中抜きを無くすためにすべての協力会社を1次下請けとして契約し、
管理するとした場合、すべてを見なくてはならなくなる。
例えば、工程管理や作業員の人数調整、材料などの注文等。
それだけで大仕事だし、他に手が回らない。
そこで!
発注者は少しでも手間を省きたいから少しお金を乗っけてでも、
1次下請けにまるまる仕事を依頼したい。
それによって、他の仕事に手を付ける事が出来る。
書類処理や見積作成、営業など。
1次下請けも2次下請けに仕事を分けることで、
それ以下の管理を任せることが出来る。
足りない人間の補充もそうだし、他の現場の兼ね合い調整も出来る。
金額の大小はあるにしても、
継続して仕事を続けることが出来るというのは、
生活に安定感が得られることでもある。