国産農業の大切さについて~外交面から見て~
自国の農業を守るという面で国産品を買うことは重要です。
海外産の農作物は大規模農業なので確かに安い。
「安くて美味ければ良いではないか」と思う人もいる。
私もかつてはそうだった。
以下は連想ゲームのように考えます。
安価な海外産が増えると消費者は価格面で魅力的なそれを購入しがちだ。
国産品を買わないとお店もそれらを仕入れる頻度が減る。
自国の農家も売れないなら農業を辞めたり規模を縮小する恐れがある。
食料を海外に依存すると、
それが外交のカードとしての重要性が増す。
貿易で不和が発生した場合や輸出する国が不作や食糧危機に瀕した際、
自国を犠牲にしてまでそれらを輸出するとは考えにくい。
「そんないつかわからないことを考えても仕方ない」とも思うかもしれない。
だが、一人ひとりの行動の積み重ねがトレンドを作る。
食の安全、安心、そして健康を。