店頭で実機を触って再認した、カメラ初心者にミラーレス一眼を推すワケ
久しぶりにヨドバシカメラでカメラ売り場を見て回った。新製品を触り、操作性やAF速度、ファインダーの見え方などを確認した。そして各社について下記のことを思った。
キヤノン
- 入門者向けのデジタル一眼レフやミラーレス一眼のM-シリーズは外観が安っぽい。なにあれ?プラスチック?チープなんですけど。
- 中身の性能は最先端。
- デジタル一眼レフのうちミドル〜ハイクラス向けは高いだけあって高級感満点。物欲と所有欲は満たされるが、出かける度にあの重さ1.5〜2.5kgを持ち歩くと思うと気が引ける。
ニコン
- ミラーレス一眼はカクカクと角ばっており、素材も金属感を使っててメタリック感を出している。武骨な感じ。
- nikon Dfのあの、フィルムカメラを再現しました感はかっこ悪い。なぜかって?本体があんなに大きく厚いなんて、スタイリッシュだったフィルムカメラボディとは比較にもならない。
リコーイメージング
- PENTAXの血脈はまだまだ生きている。
- カメラ本体に手ぶれ補正がついてる分、レンズに対して自由度が高い。レンズ価格を下げたり、個性的なレンズを作ったり。単焦点レンズが豊富でそれぞれ特徴があるから沼にはまりやすい。
- K-1というフルサイズを出してきたことは個人的にうれしい。フィルムカメラと同じ画角が得られる。欲を言うと廉価版を出して欲しい。そうすれば防湿ケースで眠っているレンズを使うことが出来る。
オリンパス
- 入門者向けのミラーレス一眼は価格が安い。その割にAF速度が非常に速く、液晶画面はキレイ、操作性は直感的、本体は軽い。
- 本体に手振れ補正機能があるので、安いレンズでもあまり重くならない。しかも非常に良く写る。
- レンズの種類について定番を出し切ったから、次は高級路線かな。
- 上記3メーカーの重さを見ると、入門カメラ本体+レンズで1kg前後になる。ハイエンドは本体自体が重いのでさらに重くなる。これを長時間、首から掛けていると肩こりを生じやすい。0.5kgの差であっても長時間持ち歩くと、肩こりの頻度やカメラを持ち歩く気持ちも異なってくる。重いから嫌だなぁと。
パナソニック
- ここもオリンパスと同様、ミラーレス一眼を取り扱っている。
- レンズの種類は前者よりやや豊富。AFが早く、軽いのは同じ。
- 本体の外観は安っぽい。
- 個人的にパナソニックと聞くと「家電」というイメージがある。「ルミックス」というカメラブランドを付けたのは良いと思う。
- カメラよりも動画に力を入れている印象がある。4K、6K対応!とか。他とは違い、差別化という面でおもしろい。
- レンズに「LEICA」とあるけど、ライカはそのレンズを作っていない。
LUMIX最大の特徴としては独ライカとの提携による、ライカのライセンス許諾を受けた高性能レンズの搭載が挙げられる。
ソニー
- ここのミラーレス一眼は両極端だ。入門機はAPC-S、高級機はフルサイズ。入門機を長く使っていると高級機が欲しくなる。
- レンズも高級路線。ツァイスとか有名ブランド名がある。すごい写りなんだろうなと期待しちゃう。
- レンズを交換出来ないコンパクトデジカメで、フルサイズだからって価格が40万円超えなのには驚いた。DSC-RX1RM2のこと。 1億円くらいお金を持ってたら欲しいかも。金持ちの道楽機かな。
シグマ
- レンズ供給メーカー。
- シグマのカメラは物好き指向。sd Quattroというミラーレス一眼は液晶が荒く、AFは遅い。ISO感度は低め。要は操作性がネック。
- 撮像素子が独特とのこと。PHOTOHITOで作例を見ると写りはなかなか良さげ。フィルムカメラに近い雰囲気。
SIGMA(シグマ)のデジタルカメラsd Quattro で撮影した写真(画像)一覧- 写真共有サイト:PHOTOHITO
まとめ
カメラ初心者にミラーレス一眼はオススメ。軽い、早い、安い、キレイ、手振れ補正。これらの中でも一番はオリンパス推し。
OLYMPUS ミラーレス一眼 OM-D E-M10 MarkII EZダブルズームキット ブラック
- 出版社/メーカー: オリンパス
- 発売日: 2015/11/07
- メディア: Camera
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かく言う自分は初代om-d e-m5を愛用している。正直、趣味で使う用途であればハイエンドを買う必要はない。大切なのはカメラ本体ではなくレンズ。これが写りを決める。