世界で紛争がなくならない 〜世界報道写真展2017を見て〜

昨日、東京都写真美術館へ行って「世界報道写真展」を見てきた。

私の感想は「なんでこんなに紛争がなくならないのか」だ。

世界中の人々も自分らの生活や環境を良くしていきたいと思っていることだろう。奇しくも、それがまた紛争の火種になっている。例えば、

  • 難民問題:自国から出て他国へ行く。受け入れ国で仕事が彼らに取られる。テロの可能性。フランスでは移民がスラム街を作っている。
  • スンニ派とシーア派の争い:自分らの宗教が正しい!イラク戦争によって歯止めがなくなったISが各国でばっこしてる。
  • フィリピンのドゥテルテ大統領により麻薬撲滅が勧められている一方、現場では人権問題になるぐらい過激なやり方が行われている。疑いのある人を警察官が射殺する等。

これらを見て「話せばわかる」という発想は無理だと気付く。そもそも言葉が違うし、生い立ちや育った環境、情勢、目的も違う。

例えば中国や朝鮮の様に、日本をおとしめようと考え、それを目的に活動している人に対して説得なんかしても聞く耳を持たない。

また、移民をたくさん受け入れたらどうなるか、既にEUが体現している。

相手方の事情はあるだろうが、自国がまず守るべきなのは自国民だ。考えの指針は、何が自国の為になるか。