その、ベンチャー企業に対する幻想をぶち壊す!
中野剛志さんの本「真説・企業論 ビジネススクールが教えない経済学」を読んでいる。
ベンチャー企業に対する思い込み、幻想が崩れた。
記憶に残っていることを挙げると
- アメリカでベンチャーを起業する人の平均は、人に使われるのが嫌な中年の既婚男性。
- アメリカのシリコンバレーでIT企業が多い理由は、国からの投資による結果。国策と言っても過言ではない。
- 年々、新興企業は減り、その倒産企業は増えている。
- 多種多様な人種がいるからすごいアイデアが生まれているわけではない。
- 今やベンチャーキャピタルはリスク分散という金融に成り下がっている。
- ベンチャーキャピタルが投資を判断する基準は、その人の人脈と学歴。
- ベンチャー企業は大企業に眠るシーズを事業化するだけ。それは大企業でも可能なこと。
- リスクは計算可能な範囲でしか計算出来なく、1〜2年の短期でつぶれる会社が多い。7〜10年のような長期は不確実性が高いため、投資しづらい。
- 資金調達もベンチャーより大企業の方が容易。
本の続きが気になるぜ!
真説・企業論 ビジネススクールが教えない経営学 (講談社現代新書)
- 作者: 中野剛志
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/05/26
- メディア: Kindle版
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