宗教は道具、ツールである

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宗教は道具だと思い付いた。

大陸の街を想定する。至る所から様々な人種や老若男女が街に集まる。物の考え方や捉え方の違う人々に対して、どのようにして共通点を持たせるのか。

そこで宗教が役に立つ。教えを説くことで共通認識が生まれ、教会の礼拝に参加することで同族意識を持つ。

日本は島国だから多人種がやたらめったらに来ることは少ない。歴史的に神道や仏教が主流だったから他の宗教が流行ることは少なかった。

そもそも論を言うと、本当に天国や地獄があるとは思えない。葬式を行うのは、「それを行うことで彼や彼らの魂が安らかに眠る様に」という期待と今までの感謝を込めて、自分やその関係者の気持ちに折り合いを付けるための儀式だと考えた。

自分の記憶があるのは脳みそがあってのこと。生物的化学反応の連鎖によって自我もあるわけで。夢を見るのも脳の活動によるものだ。

魂を科学で検証するにはそれを測定することから始まる。残念なことに、科学は測定出来ないことを取り上げない。なぜなら、測定出来ないと再現性が無いからだ。

脱線してしまった。

要は、宗教は異文化多人種において、共通認識としての役割を果たす。