ドラえもんの『タイムふろしき』を使うとなぜ過去の記憶が消えないのか
通勤する時にふと気がついた。
ドラえもんの『タイムふろしき』を使って若返ると、
それまでの記憶が消えてしまうのではないかと。
これについて考察を書くつもりだったが、
ググってみると2ちゃんねるですでに議論されていた。
まとめサイトはこれ←
マンガの設定では記憶はそのままで体だけ戻るようだ。
『タイムふろしき』を用いた記憶の継続性について、
つれづれなるままに考えてみる。
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・そもそも、
どういう仕組みで対象物の
時間を戻したり、進めたりするのか。
この仕組みについてwikiでググると、
複雑な用語が羅列してあるだけで、
詳細なメカニズムの説明はなかった。
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・記憶が蓄積される場所は脳機能的に海馬である。
『タイムふろしき』を用いて人間が若返ると、
期待した通りに若返ることがマンガから分かる。
ここから仮説がいくつか考えられる。
・これを用いると、
記憶はそのままで体が変化することから、
記憶を貯蔵する海馬、および思考回路である脳には
作用しないということ。
この説明は名探偵コナンの主人公にも当てはまる。
しかし、
脳だけというその特異的な選択性に対して
説明のしようがない。
マンガでワニ皮のカバンからワニが復元されるが、
このワニには脳はないのか?
脳に作用しないという条件なら、
このワニを再びワニ皮のカバンに戻す時、
その脳はカバンに残るのか。
その復元したワニの皮を剥ぎ、
ワニの本体を再び復元、また皮を剥ぐという
作業を繰り返すことによって、
無限に復元が可能である。
また、その空間において質量保存の法則、
およびエネルギーはどうなっているのか。
『タイムふろしき』は鋼の錬金術師において、
賢者の石と同等であり、その汎用性版であるといえる。
・そもそも記憶は脳や身体に貯蔵されるのではなく、
外付けHDDのように外部性によって保たれているのではないか。
別な言葉で言うと、
魂や精神性に宿るということ。
あるいは、
攻殻機動隊で言うと、
記憶の保管場所を衛星に移したタチコマのようなこと。
身体は受信機であり、器であるということ。
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・他にもいろいろ考えられるが、
ここで止めておきます。
・「そんなことはありえないから考えるまでもない」
という発想に私は首を傾げる。
大丈夫だと思っていた、信じていたことが、
実は大丈夫では無かったということが最近あっただろう。
オリンパス 巨額損失隠しや原発問題、
3年前に自民党から民主党に政権交代した時の期待感、など。
疑問を持つこと、考えることは大切だと思う。