靖国神社に絡む長州と薩摩の志士合祀問題について

雑誌sapioを読んで初めて、靖国神社で祀ることに関して長州と薩摩でもめていると知った。
ググると色々な意見が見つかる。

一方は「靖国神社はもともと長州藩の志士を祀るところだった。そこに明治新政府の敵、賊軍だった薩摩の志士らを合祀するなんてありえない。彼らはテロリストだ」と言う。

もう一方は「官軍であれ賊軍であれ、国のことを思って行動したのだから、合祀しても良いはずだ」と言う。

変化球な人は「大東亜戦争での英霊が合祀されているなら、従軍慰安婦も祀れ」と言う。

彼らの主張を鑑みた結果、私の考えは合祀に賛成だ。
官軍、賊軍というのは結果でしかなく、両軍とも御国のためになると思って行動したことだ。
それは大東亜戦争で活躍して下さった英霊方も同じだ。
靖国神社自体は鎮魂の役目を持っているので、特定の団体や勢力のためだけにあるわけではない。
大切なのは過去を憎むことではなく、「和」を持って未来に生きることだ。

 

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